【挙式スタイル③】 人前式

人前式(じんぜんしき。神前式と区別するため「ひとまえしき」と呼ぶこともある)とは演出や進行を自分たちで決めることができる近年増えつつある自由度の高い挙式スタイルです。

キリスト教式や神前式などのように神様に結婚を誓うのではなく、招待客の前に結婚を誓うなど宗教にとらわれることなく行えるのも特徴です。
形式はもちろんのこと、式を行う場所も決まりがありません。
式場のチャペルで行うことができるほか、レストランやガーデンで行うこともできます。

人前式はここに注意

ただ、自由だからといってなんでもありなわけではありません。
結婚証明書や婚姻届、指輪の交換などある程度通常の結婚式の要素を取り込み、神聖な雰囲気を維持し、ゲストにふたりの結婚を祝福してもらえるような場を作ることが重要です。

また、あれもこれもやりたいと演出を詰め込みすぎないように注意が必要です。
バランスを考え簡素になりすぎないように、30分前後の時間で行える演出を考えましょう。
まずはテーマを決めてそれに沿った演出を考えるようにすれば詰め込みすぎは防げます。
当然ですが、自分たち二人だけが楽しい式にならないよう、出席してくださる皆さまへの配慮を忘れてはいけま せん。

すべて自分たちだけでやろうとすると時間が足りなくなる可能性も…

形式が自由なため、一からすべて自分たちで考えようとすると時間が足りなくなる可能性があります。
まずは、式場の担当者に一般的な流れを説明してもらい、これまでに行った例から自分たちに合ったものを組み合わせ、アレンジすることでも自分たちらしさを出すこともできます。
また、友人たちにも協力を依頼することで、皆で参加できる楽しい式にすることができます。

年配の方には馴染みのないスタイル

人前式は特にご年配の方には馴染みのないスタイルといえます。
人前式を行う場合は、事前に両親へは相談をし、承諾を得ておいた方がよいでしょう。

人前式の一般的な流れ

新郎新婦入場
入場についても決まりはないため、二人で入場したり、両親と入場することも可能。
開会の言葉、新郎新婦紹介
進行役により開会が宣言され、新郎新婦の紹介、人前式についての説明が行われます。
誓約の言葉朗読
ふたりで考えた誓いの言葉を朗読します。
両親や友人への感謝の言葉や、これからどんな家庭を築いていきたいかを述べます。
多少ユーモアを交えてもよいでしょう。
指輪交換
新郎、新婦の順番で指輪を交換します。
結婚誓約書・婚姻届に署名
新郎、新婦の順で署名します。
その後、両親や立会人に署名をしてもらいます。
結婚成立の宣言
立会人や進行役により結婚が成立したことが宣言されます。 皆の拍手を受けて祝福され結婚が承認されます。
新郎新婦挨拶
出席してくださった方々や両親にむけて挨拶を行います。
閉式の言葉
進行役が閉会を宣言し式が終了します。
退場

人前式のメリットとデメリットは?

人前式のメリット
  • 場所を選ばず行え、収容人数が許せば何人でも参加できる
  • 宗教にとらわれず自由度の高い挙式が行える
人前式のデメリット
  • 自由度が高いメリットと引き換えに、綿密な準備と打ち合わせが必要
  • まだまだ一般的でないため特に年配の方々への配慮が必要